~ご挨拶~

こんにちは!枚方市にある藤阪てらしま歯科の院長、寺嶋悟です!

3月半ばになり、スギ花粉の飛散もピークを迎えています。

暖かくなってきて過ごしやすい気候ではありますが、花粉症に悩まされている方も多いのではないでしょうか?

花粉症の代表的な症状といえばくしゃみ、鼻水鼻詰まり、目のかゆみ等があげられますが、口や喉の乾燥の原因にもなっています。

今回は、乾燥による味覚の変化についてお話させていただきます。

~こんな経験はありませんか?~

皆さんは花粉症などで、鼻の調子が悪かったり、薬を服用しているとき、食事をしていても味が感じづらく思った経験はありませんか?

実は、鼻詰まりや口の乾燥により味覚障害を引き起こしているのです。

~花粉症と味覚の関係〜

私達は普段、食事をするとき、匂い、食感などの五感を使って味わっています。

花粉症になると鼻詰まりにより、嗅覚が低下し、五感のひとつである匂いが感じづらくなってしまいます。匂いも食事を味わうための重要な要素ですので、味が感じづらくなってしまいます。

鼻詰まりの影響は匂いだけではありません。

鼻呼吸が苦しくなるため自然と口呼吸になり、口の中は乾燥してしまいます。

花粉症の薬を飲んでる方も多いかと思いますが、薬の種類によっては「抗コリン作用」といった唾液の分泌を少なくする副作用の薬もあります。

唾液分泌量の減少により、ドライマウス(口腔乾燥症)になる可能性もあります。ドライマウスは口の乾燥だけでなく味覚障害、口臭むしばの原因にもなりますので、早めの治療をお勧めします。

~唾液の役割〜

成人の唾液分泌量は一日あたり約1〜1.5リットルとされていますが、唾液には食べやすくするだけでなく、口を通して外部から入ってくる細菌などから体を守るための、免疫機能という重要な働きもあります。

①消化

唾液中に含まれた酵素がでんぷんを分解し、胃で消化しやすくしてくれています。

②口内を清潔に

唾液が食べかすを洗い流し、虫歯や口臭を防いでくれます。

③味覚

舌にある味蕾(みらい)に唾液が味のもとを運ぶことで、食べ物の味を感じることができます。

④食べ物をまとまる

硬いもの、ぱさついたものでも唾液がまとめてくれることで、飲み込みやすくなります。

⑤口の中を健康に

唾液中のカルシウムやリンが歯の再石灰化を促進し、むしばになりにくい状態になります。

~乾燥対策〜

近年はコロナウイルス感染対策でマスクが必須アイテムになってきていますが、マスク着用していても口の乾燥気になりますよね。

マスク着用により、口呼吸する人が増えているという話題を耳にしますが、口呼吸がなぜ良くないのか弊害をあげていきます。

まずは口の乾燥ですね。細菌が増殖しむしばや歯周病、口臭の原因になります。

鼻で呼吸すれば鼻毛がフィルターの役割をしてくれるので、空気中の細菌が体内に入ってくるのを抑えてくれるのですが、口からだと細菌が含まれた空気をそのまま体内に取り込んでしまいます。

さらには口周りや舌の筋肉の衰えでたるみ・イビキ・眠りが浅くなる原因になります。

意識的に口周りの筋肉を動かしたり、口呼吸を防ぎましょう。

プラスで乾燥対策もしっかりとして口内環境を整え、花粉の季節を乗り越えましょう。

日常で取り入れやすいことばかりなので、できることから少しずつしていけば大丈夫です。

  • 水を飲むようにする うがいをする
    →口の中を潤すよう、こまめに水分を補うようにしましょう
  • ガムをかむ
    →噛むことで唾液の分泌が促進されます
  • 飴をなめる
    →酸味のある飴が唾液分泌にはおすすめです。
    ただ、糖分の高いものの過剰摂取は気をつけましょう。
  • 加湿器を置く
  • リップクリームをつける

 

藤阪てらしま歯科院長 寺島 悟