こんにちは!枚方市の歯医者藤阪てらしま歯科院長の寺嶋悟です。

お子さんの歯並びが気になる、というご相談をよくいただきます。歯並びの悪さは、見た目の問題だけでなく、虫歯になりやすい、噛み合わせが悪い、発音が聞き取りにくいなど、様々な問題を引き起こす可能性があります。

今回は、歯並びの悪さの原因の一つとして、口腔機能の重要性についてお話したいと思います。

口腔機能とは?

口腔機能とは、口を使って食べ物を噛み砕き、飲み込む、そして話すといった一連の機能のことです。この機能は、生まれたばかりの頃から成長とともに発達していきます。

口腔機能と歯並びの関係

口腔機能が正しく発達しないと、歯並びに悪影響を及ぼす可能性があります。例えば、

  • 舌の癖: 舌をいつも前に突き出していたり、歯に押し当てていたりすると、歯が押されてしまい、歯並びが悪くなることがあります。
  • 口呼吸: 口で呼吸する習慣があると、口が常に開いている状態になり、歯並びに悪影響を与える可能性があります。
  • 指しゃぶり: 指しゃぶりは、歯並びだけでなく、顎の発育にも悪影響を及ぼすことがあります。

これらの癖や習慣は、歯並びだけでなく、顔の形にも影響を与える可能性があります。

口腔機能を育むために

口腔機能を育むためには、以下のことに注意することが大切です。

  • 正しい飲み方: ストローを使わずにコップで飲み、唇を閉じてゆっくり飲みましょう。
  • 正しい食べ方: 片側だけで噛む癖をつけずに、両側でバランスよく噛みましょう。
  • 口呼吸をやめる: 鼻で呼吸する習慣をつけましょう。
  • 指しゃぶりをやめる: 指しゃぶりをやめるための工夫をしましょう。
  • 定期的な歯科検診: 定期的な歯科検診を受けることで、歯並びの異常を早期に発見し、治療を開始することができます。

まとめ

お子さんの歯並びが気になる場合は、早めに歯科医院を受診することをおすすめします。歯科医師は、お子さんの口腔機能の状態を評価し、適切なアドバイスや治療を行います。

歯並びは、一生もののものです。お子さんの健やかな成長のために、口腔機能のケアを心がけましょう。

藤阪てらしま歯科では、お子さんの口腔機能の発達をサポートするための様々な取り組みを行っています。お気軽にご相談ください。