枚方市の歯医者「藤阪てらしま歯科」受付の土方です。

 

非常事態宣言が発令され気の休まらない毎日をお過ごしのことと存じます。

ゴールデンウィーク期間も今年はどこへも行けず少し残念で、

ディズニーが大好きで年に4,5回パークに遊びに行っている私はなんだか寂しいです。

 

なんだかんだで学校やお仕事が休校や自粛になって3か月目です。

おうちにいる時間が長いと普段学校や仕事に行っている間食べていなかったお菓子や甘い飲み物に手を出してしまいがちになりますよね。

TV を見ながら…スマホをいじりながら…ゲームをしながら…

手を伸ばせばお菓子があるおうちの環境が時に怖くなります(笑)

 

ここで皆さんの大半が気になってくるのが『体重増えちゃうかな・・・』ではないでしょうか。

SNSでもおうちで出来るエクササイズが話題になっているくらいですから。

 

しかし今回私がここでお話ししたいのは『体重』ではなく『お口の中』のことです!!

 

普段よりおうち時間が長いからこそ、そして現在コロナウイルスの影響で歯医者さんに行くのが怖いなぁという今だからこそ虫歯にならない為に気を付けたい《お菓子》についてお話しようと思います。

 

むし歯になりやすい代表のお菓子といえば飴やキャラメルなど歯にくっつきやすく、長時間お口の中に入っているお菓子です。

 

お口の中の虫歯菌は食べ物に含まれる糖分から酸を作り出し、その酸によって歯が溶かされやがて虫歯になってしまいます。

よって砂糖が多く含まれていて、お口の中に長い時間残るようなものは虫歯になる可能性がとっても高く特に砂糖、果糖、ブドウ糖には注意が必要です。

 

では具体的にどんなお菓子が虫歯になりやすいのか虫歯危険度で見ていきましょう。

 

 

むし歯危険度★★★

飴、ガム、キャラメル、グミ、クッキー、チョコレート、和菓子

 

・砂糖を使用している

・食べ終わるまでに時間がかかる

・歯にくっついてなかなかとれない

 

むし歯危険度★★☆

ケーキ、アイスクリーム、プリン、ゼリー、果物

 

・砂糖を使用している

・口の中から無くなりやすく、口に含んでいる時間が短い

・水分が豊富

 

むし歯危険度★☆☆

砂糖不使用のせんべい、クラッカー、ポテトチップス、スナック菓子

 

・砂糖を使用していない

・口に含んでいる時間が短い

 

上記から分かる事は砂糖が含まれていて、口に含んでいる時間が長ければ長いほど虫歯の危険度を上げてしまうという事。

逆に言えば甘いお菓子を食べてもお口の中に糖分が残らないようにすれば虫歯になるリスクは低くなります。

 

そう!お菓子も食べ方を少し見直せば食べていいんです!

甘いものを我慢するなんて無理!大変!という方はここからが一番重要です。

 

まずお菓子を食べる時間と量、回数を決める

ダラダラ食べるのは絶対NG‼

そして食べたら歯磨きをする。

すぐに歯磨きが出来ない場合は口をゆすぐだけでもいいですが理想は歯磨きをする事です。

歯に詰まった物を舌で取ろうとしていませんか?

 

この事を意識して習慣にするだけで虫歯危険度はぐーっと下がります!

そして何よりも定期的に歯医者さんでメンテナンスをする事が一番大切です。

定期的に通っていれば虫歯が出来ても小さいうちに治す事が出来ますし、正しい歯磨きの仕方を知る事が出来ます。

治療に歯医者さんへ行くのではなく、予防で行く!

出来るだけ長く自分の歯を守るために自分のお口の状態を知る事が大切です。